MacBook 13-inch Mid 2010 改修作業の手順解説(SSD換装、メモリ増設、バッテリー交換)

MacBook 13-inch Mid 2010 改修作業の手順解説(SSD換装、メモリ増設、バッテリー交換)

実は私、持っていました、MacBookを。

今となっては絶滅した「ポリカボネート版MacBook(13-inch Mid 2010)」になります。

みんな、昔のMacBookはリンゴマークが光るんだぞ。

このMacBookは10年くらい前に新品で買ったのですが、すぐにMacBook Airを購入したのでほぼ新品のまま使わなくなってしまいました。

で、大掃除していたら久々に発掘されたという次第です。

このMacBookですが、保存環境が悪かったからなのか、バッテリーがパンパンに膨張していました。

本体から取り出したバッテリーがこちら。

バッテリーの膨張は火災の危険もありますのでご注意下さい。

調べたら2010年モデルのMacBookということが発覚。

なんと12年前!

バッテリーも膨張して使えないし、このまま処分しようかと思いましたが・・・、

ちょうどアップルが「M2 MacBook Air」を発表して盛り上がっていたこともあり「じゃあ、俺はこのポリカ版MacBookを修理してM2ブームに逆行しようかな!」と改修作業を行った内容についてのエントリーです。

【仕様】MacBook(13-inch Mid 2010)

修理を行うMacBook(13-inch Mid 2010)の仕様はこんな感じ。

OSMac OS X v10.6
Snow Leopard
CPUIntel Core 2 Duo
2.4Ghz
メモリ2GB
(1GB×2)
HDD256GB
ディスプレイ13インチ
重量2.13kg

「重量:2.13kg」の時点で「改修を行っても持ち歩かないだろうな・・・」と思ったのですが、まぁ、インターネットくらいは見られるでしょう。

このMacBook、端子類は充実しています。

  • MagSafe電源アダプタポート
  • LANポート(ギガビット対応)
  • Mini DisplayPort
  • USB 2.0 × 2ポート
  • 3.5mmオーディオ入出力

と、拡張性バッチリ。


なんと本体右側にはDVDが入ります。

キーボードは日本語配列。

いまのMacBookとキーボードの設計が違うため、キーストロークが深め。

個人的には現行品よりもこちらの方が好みですね。

MacBook(13-inch Mid 2010) 改修作業 内容

今回はこの流れで改修を行います。

  1. HDDをSSDへ換装
  2. メモリを2GBから8GBへ増設
  3. バッテリーを交換
  4. OSをインストール

購入した交換パーツ

改修作業のために購入した交換パーツはこんな感じ。

1.シリコンパワー SSD(512GB)

これはAmazonで安かったので。

特にメーカーのこだわり無くチョイス。

いまが256GBなので、倍の容量(512GB)になります。

2.メモリ(4GB×2) 1,066MHz DDR3 SDRAM

MacBook(13-inch Mid 2010)の交換用メモリについて調べていたところ「最大で6GBまでしか認識しない」というエントリーがいくつかありました。

最初は2スロットを使って「4GB×1枚」と「2GB×1枚」のメモリ2枚で合計6GBにしようかと思いましたが、メモリの相性問題があるといけないので、最終的に4GBを2枚購入することに。

8GB入れても6GBまでしか認識しないかもしれませんが、まぁ仕方ない。

購入したものがAmazonで品切れでしたので、レビューのよかったこちらをどうぞ。

3.互換バッテリー(A1331)

バッテリー交換についてはアップルに修理を依頼しようかと思いましたが、流石に2010年モデルは修理サポートが終了していました。

バッテリーの型式が「A1331」ということがわかりましたので、互換バッテリーを購入して自分で交換することに。

こちらも購入したものがAmazonで品切れでしたので、レビューのよかったこちらをどうぞ。

4.OS(Mac OS X v10.6 Snow Leopard)

注意

最後まで読んで頂ければわかるのですが、インターネット経由でOSがインストールできました。このOS(ディスク)は使いませんでした。

内蔵されていたHDDが起動するかわかりませんでしたし、Windowsのようにライセンスごとコピー(クローン)できるかも不明だったので、念のためOSも買っておきました。

こちらもアップルでは販売終了だったため、未使用品をヤフオクで落札。

送料込みで、2,500円。

改めて「あぁ、この当時はまだMac OSのバージョンが動物名だったなぁ」としみじみしてみたり。

5.精密ドライバー

こちらは先日行ったWindowsパソコンのSSD換装作業で購入したもの。

バッテリーの取り外しに特殊ネジが使われていますので、精密ドライバーセットを持っていない人は準備しておきましょう。

紹介した互換バッテリーには、交換に必要なドライバーが2本付属しているようです。ただ、精密ドライバーは色々な作業で使いますので、持っていると便利です。

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購入した交換パーツの合計金額

購入した交換パーツの合計金額は約21,000円でした。

  • SSD   :約6,500円
  • メモリ  :約6,000円
  • バッテリー:約6,000円
  • OS   :約2,500円

前述の通り、私は精密ドライバーセットを持っていたので購入していません。

これも買うとなると+1,000円(合計22,000円)になります。

MacBook(13-inch Mid 2010) 改修作業の手順

ここからは改修作業の手順を説明します。

1.バッテリーを取り外す

補足

冒頭の通り、バッテリー膨張に伴って背面パネルを慌てて開けてしまったため、そのときの画像がありません。しかし、目視できるネジを外すだけです。

作業については、電源を抜いて行って下さい。

バッテリーについては、ネジ止めを外し、バッテリーと基盤を繋いでいるコネクタを外します。

結構固いので、他の基盤部分に触れないよう注意しながら作業して下さい。

2.HDDからSSDへの換装

バッテリーを外すとHDDも取り外しやすくなります。

まず、ハードディスクを固定している黒色の固定パーツのネジ止めを外します。

すると、HDDを持ち上げることができます。本体基盤とHDDを繋げているケーブルを抜きましょう。

ケーブル(SATAケーブル)を抜いたところ。

SSDを取り出し、HDDが繋がっていたケーブルに挿します。

接続端子の形を合わせて下さい。

あとは、HDDが収納されていたように本体に戻し、

固定していたパーツでネジ止めすれば終了です。

3.メモリ交換

メモリについては、1GBのものが2枚挿入されています。今回は2枚共交換するので、まずは抜きます。

メモリを外すためには、スロットの左右にストッパーのような金具がありますので、指で広げます。

すると画像のようにメモリが持ち上がってきますので、これをグッと抜きます。

メモリを1枚抜くと、下にメモリがもう1枚見えてきます。

これも同じようにストッパー金具を指で広げて取り外します。

メモリを2枚外すとこんな感じ。

ここに、逆の手順でメモリを2枚(4GB×2枚)、挿し込んでいきます。

挿入するときは、メモリスロットの形に合わせてメモリを挿し込み、上からグッと押すとストッパー金具で引っ掛かります。

1枚目。

2枚目。

4.バッテリー交換

最後にバッテリーを交換します。

バッテリーはHDD(SSD)の左側に格納します。

バッテリーは本体とネジで固定しますので、ネジ穴を合わせて格納して下さい。

本体とはコネクタで接続します。

コネクタを接続する端子はメモリの左側にあります。

接触が不安定にならないよう、しっかりとはめ込みましょう。

パソコン内部のパーツ交換は以上です。

背面パネルを止める前に、電源ケーブルを繋いで充電ができているかを確認しましょう。

画像はでは見づらいですが、充電ケーブルの端子部分が反応して光っています。

充電ができていることが確認できました。

5.OSのインストール

最後にHDDをSSD換装したため、SSDにOSを入れます。

まず、電源ボタンを押したらすぐに

「command(⌘)+ R」

を押し続け、ユーティリティを起動させます。

5分くらいでユーティリティが起動しました。

このユーティリティのメニューの中から「ディスクユーティリティ」を選びます。

ディスクユーティリティのメニューが開きましたら「消去」を選び、ボタンを進めるとSSDがフォーマットされます。

で、ここで予期せぬ出来事が。

Wi-Fiの設定をしたら、インターネット経由でOSを引っ張ってきたのか「Mac OS 10.7 Lion」のインストールがスタートしました。

インストールできるっぽい。

はい、15分くらいでインストールできてしまいました。

ごめんよ、きみ、使わなかった・・・。

せっかくヤフオクで新品のOSを落札したのに。

とにかく、OSも無事にインストールができましたので、改修作業はこれで全て終了です。

6.動作確認

それでは、動作確認を行います。

OS(Mac OS 10.7.5 Lion)

「このMacについて」からOSのバージョンを確認すると、ライセンスも含めて認識しているようです。

SSD(512GB)

「システム情報」でSSD(512GB)を確認。

メモリ(8GB)

「システム情報」からメモリ8GBを確認。

メモリについては、6GBではなくしっかりと8GBと認識されていました。

OSが予定していた10.6系(Snow Leopard)ではなく、10.7系(Lion)になったから?

理由を調べたものの、わかりませんでした。

キーボードも各端子類もしっかり反応し、無事に全作業が終了しました。

作業時間は1時間くらい。

【まとめ】MacBook(13-inch Mid 2010) 改修作業

このように、非常に簡単にMacBook(13-inch Mid 2010)の改修作業を行うことができました。

ネインターネット接続については、

AirMac Extreme Wi-Fiワイヤレスネットワーク機能 (IEEE 802.11n 規格準拠)、IEEE 802.11a/b/gに対応

と、搭載されているWi-Fiの規格が古いため、まぁまぁもっさりしています。

有線LAN接続だと許容範囲。

文字のタイピングだけであれば、まったく気にならないレベル。

このブログ更新マシーンにしようか、使い方について思案中です。

【要注意】Google系サービスについては使えないものがあります。

注意点としては、GoogleとしてMac OS 10.7.5をもうサポートしていないところ。

サポート外だけだったらまだいいんですが「Google Driveにアクセスできない」など、パソコンを使う上で問題になるところもあります。

まぁ、12年前のモデルなので贅沢は言えません。

このMacBookの活用方法を考えてみます。

膨張したバッテリーについて

膨張したバッテリーについて、私の住む自治体(名古屋市)に問い合わせたところ、担当の事業所に持ち込めば無料で処分してくれるとのことでした。

参考サイト
名古屋市 暮らしの情報(電池はどこに出すの?)

これについてはお住まいの地域によって対応が異なると思います。

破損したリチウムイオンやニッケル水素電池については、適切な処分を行って下さい。

改修作業の内容

  1. HDDをSSDへ換装
  2. メモリを2GBから8GBへ増設
  3. バッテリーを交換
  4. OSをインストール

改修作業の合計費用:約21,000円

  • SSD   :約6,500円
  • メモリ  :約6,000円
  • バッテリー:約6,000円
  • OS   :約2,500円

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では!