Surface Laptop のアルカンターラ交換はできません。汚れは保護シールで隠しましょう。
2022.10.10更新
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このブログで何度も取り上げている Surface Laptop ですが、
- アルカンターラ（パームレスト部分）が汚れやすい。
- 長期間（3～4年くらい）使用するとバッテリーが膨張してくる。
という、2つの大きな問題があります。
Surface Laptop は非常に使いやすくてシンプルなノートパソコンなのですが、この2点の問題に悩んでいるユーザーは多いのではないでしょうか。
今回は、その問題の1つである「Surface Laptop アルカンターラ汚れ（劣化）問題」の対策についてまとめたエントリーです。
先に結論を書いておきます。
この記事の結論
染み付いたアルカンターラの汚れを落とすのは至難の業であり、マイクロソフトもアルカンターラの交換を行ってくれません。
私は Surface Laptop専用の保護シール でアルカンターラの汚れ（劣化）を隠すことにしましたが、画像の通り非常に見栄えが良くなりました。
保護シールの価格は約1,500円ほどで安く、手っ取り早く対策ができます。
アルカンターラの汚れ（劣化）に悩んでいる方にはおすすめです。
では、詳細をどうぞ！
Surface Laptop アルカンターラの汚れ対策
これまで、アルカンターラの汚れ（劣化）対策については何度かエントリーを書いてきました。
関連記事：【検証】Surface Laptop（サーフェス ラップトップ） アルカンターラの汚れを落とせるか？（vs ミューズどこでもウェットクロス編）
関連記事：【検証】Surface Laptop（サーフェス ラップトップ） アルカンターラの汚れを落とせるか？（vs ウタマロ クリーナー編）
クリーナーなどで手入れをすれば多少はきれいになるものの、どうしてもシミのような汚れまでは落ちませんでした。
アルカンターラ交換をマイクロソフトのサポートに相談
ダメ元でマイクロソフトのサポートに「Surface Laptop のアルカンターラが劣化して汚れてきたため、アルカンターラだけ交換とかできますか？」と問い合わせてみたところ、
『Surface Laptop は分解が非常に難しく、アルカンターラの交換は承れません。』
・・・との回答でした。
劣化したアルカンターラの末路
こちらの Surface Laptop の画像をご覧下さい。
全体的にアルカンターラが黄ばんでいます。
最初にお伝えしておきますが、この画像の Surface Laptop は私のものではありません。同僚のおっさん（41歳・肥満）が3年間使い倒したものです。
でも、会社として社員に Surface Laptop を支給していますが、ここまでではないにしても、みんな まぁまぁ汚いです。
アルカンターラって、破れるというか剥がれてくるんですね・・・。
長期間使用すると、汚れが落ちなくなってしまうアルカンターラ。
特にパームレスト部分の劣化が目立ちます。
見栄えが非常に悪いため、どうにかならないか検討してみました。
アルカンターラ汚れは、もう保護シールで隠す
そんなときに見つけたのがこれ。
もう 保護シール で隠してしまおうという商品です。
補足
2022年10月時点で「Surface Laptop」は第4世代（Surface Laptop 1/2/3/4）まで発売されています。
今回紹介している保護シールは「Surface Laptop 1/2用」と「Surface Laptop（13.5インチ） 3/4」の2種類ありますのでご注意下さい。
※上記商品リンクは「Surface Laptop 1/2用」です。
Surface Laptop 保護シールの製品概要
早速 保護シール を発注。
購入時の価格は1,590円でした。
ただ、シールが1枚入っているだけ。
よく見るとわかりますが、キーボード部分とタッチパッド部分が形に合わせて切られています。
シール自体に若干厚みがあり、表面はツルツル。
このように、貼りたいところ（アルカンターラ部分）を剥がし、Surface Laptop 本体に貼ります。
この保護シールを貼る作業ですが、まぁまぁ苦戦しました。
大きさはピッタリなのですが、シワが入ってしまったり、まっすぐ貼れなかったり。
シール面は、比較的貼り直しがしやすい素材になっています。
しかし、何度も貼り直すとこのシールの粘着力が弱くなり、剥がれやすくなるかもしれません。
Surface Laptop に保護シールを貼った様子
早速、結果です。
保護シール を貼ることで、こうなりました。
すごくきれいになったと思いません？
破れていたアルカンターラ部分もこの通り。
基本的に Surface Laptop の大きさに合わせて作られています。
フチまでピッタリ。
ただ、何度か貼り直しをしていたら、端が少し浮いてしまいました。
ちょっと使ったら剥がれてくるかも。
しばらく様子をみてみます。
Surface Laptop 保護シール ビフォー・アフター比較
今回のビフォー・アフター（保護シールを貼る前 → 保護シールを貼った後）画像です。
抜群の改善ができたのは一目瞭然。
ビフォー：保護シールを貼る前
アフター：保護シールを貼った後
まだ貼ったばかりなので、この保護シールの耐久性はわかりません。
しばらく試してみます。
保護シールの気になったところ
今回のアルカンターラの 保護シール 対応で気になったところがいくつかありました。
１．触り心地について
これは Surface Laptop を使ったことがある人でなければ分かりづらいかもしれませんが、アルカンターラは独特な触り心地がありました。
しかし、このシールを貼ったことで違和感を感じるくらいに手の感触が変わります。
違う素材を貼っているので当たり前だけど。
これは地味に慣れるまで時間がかかるかも。
あと、パソコン操作中の手がちょっと蒸れます。
２．保護シールのカラーバリエーションが少ない
今回ご紹介した 保護シール ですが、カラーバリエーションが「シルバー」と「透明」の2種類しかありません。
私はシルバー（マイクロソフトいわく「プラチナ」）ユーザーなので違和感はありませんが、他の色だとマッチしないかも。
汚れ（劣化）を隠したいのに、透明の保護シールだと意味がないですもんね。
【まとめ】Surface Laptop アルカンターラの汚れ問題
これで、Surface Laptop のアルカンターラ汚れ問題対応は終わりました。
「保護シールが汚れてきたら買い直して貼ればいい」という結論に至りました。
ただ、これから Surface Laptop を購入しようと検討している人は、このようなアルカンターラの汚れ問題があることを考慮してもらえれば。
補足
「でも、それって手汗がすごい肥満の人の話でしょ？」って思うかもしれませんが、女性が使っているSurface Laptop も結構汚れています。
これは推測ですが、ハンドクリームをよく塗るからではないかと思っています。
もっと踏み込んで言うならば、現行モデルの Surface Laptop には「メタル素材版」があります。
そうなってくると「Surface Laptop としての特徴がなくなる」と感じる部分もありますが、汚れが気になるのであればアルカンターラ版ではなく、手入れがしやすいメタル素材版をオススメします。
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