今回はタイトル通り「Microsoft Surface Laptop(サーフェス ラップトップ)を1年間利用してみて」を御紹介致します。
結果から申しますと、マジでオススメ! 尖ったところは無いものの万人受けする、みたいな。初心者からミドルユーザーまで満足度が高いノートPC(ラップトップ)ではないかと思います!
- 1.Surface Laptop 購入時のレビューについて
- 2.Surface Laptop の概要について
- 3.Surface Laptop を1年間利用してみた感想!
- 4.Surface Laptop で活用した周辺機器について
- 4-1.TP-Link USB 3.0 HUB(ハブ) 3ポート + Giga 有線LANポート(有線LANアダプター)
- 4-2.Amazonベーシック Mini DisplayPort HDMI / DVI / VGA 変換アダプター
- 4-3.Amazonベーシック Mini DisplayPort – HDMI 変換ケーブル(0.9m)
- 4-4.Transcend(トンランセンド) SDカードリーダー
- 4-5.ASUS バスパワー対応ポータブルDVDドライブ(CD読み込み用)
- 4-6.satechi ノートパソコン(ラップトップ)スタンド
- 4-7.Transcend(トランセンド) 耐衝撃ポータブルHDD 4TB
- 4-9.Logicool(ロジクール)ワイヤレスキーボード CRAFT
- 4-10.セキュリティソフト:Windows Defender(ウィンドウズ ディフェンダー)
- 【2/11 追記】結局、カスペルスキーを買いました。
- 4-10.Surface Laptop USB Type-C(PD対応)充電ケーブル【8/15 追記】
- 【まとめ】Surface Laptop を1年間利用してみた感想!
1.Surface Laptop 購入時のレビューについて
Surface Laptop については購入時にレビューを書かせて頂いております。オススメの周辺機器なども紹介しておりますので、是非ともご覧下さい。
関連記事:【レビュー】Surface Laptop(サーフェス ラップトップ)を使って実感したメリットや、USB HUB(ハブ)、有線LAN アダプター、SDカードリーダー などのオススメ周辺機器について!

2.Surface Laptop の概要について
利用している Surface Laptop のスペックはこんな感じ。
本体カラー | プラチナ(シルバー) |
OS | Windows 10 S |
CPU | 第7世代 Intel Core i5-7200U |
メモリ | 8GB |
ストレージ | SSD 256GB |
液晶サイズ | 135.5インチ |
液晶解像度 | 2256 x 1504(3:2) |
タッチパネル | 対応 |
ソフト | Office Home & Business 2016 付帯 |
寸法 | 308.1 mm x 223.27 mm x 14.48 mm |
重量 | 1.25kg(i7モデルは1.28kg) |
バッテリー | 最大14時間動画再生可能 |
価格 | 158,540円(税込) |
Surface Laptop については、「Surface Laptop 3」という次機種が登場しており、ニューカラーとして登場したブラックがカッコいいんですよね!
利用用途としては、主に仕事用でして・・・、
- Officeソフト(Excel、Word、PowerPoint)
- メール送受信
- Web用のちょっとした画像編集(Photoshop)
- 顧客先でのプレゼン
- 会社で使っているクラウド系の顧客管理システム
- Webブラウジング
くらいで、パワー不足を感じることはほとんどありませんでした。
個人的には、もっとしっかりPhotoshopやIllustratorのようなクリエイティブな業務をされる方にはパワーのある機種の方が良いかもと思いますが(Surface Book とかね)、これくらいのスペックがあれば初心者からミドルユーザーまで幅広くカバーできるマシーンではないかと思います。
私が利用しているスペックのSurface Laptop ですと、価格は約150,000円くらい。この価格に「Microsoft office Home & Business 2016」が付帯致しますので、コスパは高い方ではないでしょうか。
Microsoft office Home & Business 2016 の構成内容はこんな感じ。
■Microsoft Office Home & Business 2016
- Word
- Excel
- PowerPoint
- Outlook
- OneNote
Microsoft Office Home & Business 2016 は、個別に購入しようとすると約35,000円くらいします。ちょっと高いよね・・・。
最近は Microsoft Office と互換性のある安価なソフトや、Googleサービス(スプレッドシートなど)で代用できることもありますが、仕事上ではやっぱりMicrosoft Office でなければならんのです。
そういう点からも Surface Laptop、痒いところに手が届いているよね!
3.Surface Laptop を1年間利用してみた感想!
そんなこんなで非常に満足度の高い Surface Laptop ですが、ここからは1年間利用してみて感じたことをより詳しく御紹介致します。
3-1.アルカンターラ、いいぞ!
Surface Laptop の最大の特徴としましては、キーボード面に「アルカンターラ」という素材が貼られているところです。
■アルカンターラ
アルカンターラ(Alcantara)は、アルカンターラ社が製造・販売する商標登録されたカバリング素材。カーボン・ニュートラル認証を取得しており、デザイン、ファッション、アクセサリー、家電、自動車、船舶内装等の幅広い分野で採用されている。
アルカンターラは、高級ソファーや高級車のシートとかに使われているらしいのですが、手が疲れづらいです。
パッと見た感じとして「ふかふかなのかな?」と思いましたが、思った以上にしっかりとした素材です。でも、しっとりと手に馴染む。不思議。
一般的なノートPCですとプラスチックや金属がキーボード面に利用されておりますが、本当に新感覚でした、アルカンターラ。これは良いものだ。
3-2.でも、カド(フチ)が鋭利過ぎるぞ、アルカンターラ!
そんなアルカンターラなのですが、まずはコチラをご覧下さい。
このカド(フチ)の部分、鋭利過ぎん!?
キーボード入力時は問題ないのですが、
ホームページを見たりするときのタッチパッド操作時に、アルカンターラのカド(フチ)の部分が手に当たってマジで痛いんですよ。
もう1度、画像を掲載しますね。ココ、もう少し丸く加工をして欲しいです、Microsoftさま。
3-3.そして、汚れが目立ち過ぎるぞ、アルカンターラ!
そして、そんなアルカンターラ、マジで汚れが目立ちます。
こちらは私の Surface Laptop。実は事務所で利用する際は外付けキーボードを使っており、手を乗せるのは外出時くらいなのでまったく汚れておりません。キレイでしょ?
しかし、フツーのノートPCとして使っていると、文字入力時(キーボード利用時)にアルカンターラの上に手を乗せますよね? このとき、手汗や皮脂などでアルカンターラ部分が汚れてしまうのです。そして、その汚れがね、目立つんですよね。
これは、私と同時期にSurface Laptopを使い始めた40代男性(肥満)のアルカンターラ部分なのですが・・・、汚れています。1年間の利用でこれだけ汚れています。パームレストに該当する、手を置くところが特に汚れますね。手汗や手の脂がシミみたいになっています。
タッチパッドの向かって左。
タッチパッドの向かって右。
これは Surface Laptop カラーがプラチナ(シルバー)なので、より汚れが目立つという結果だったのかもしれませんが、まぁ、こんな感じです。
このような汚れが気になる方はプラチナ(シルバー)ではなく、濃い色を選びましょう。また、Surface Laptop 2 にはブラックがありますから、手汗や手脂が気になる方は、ブラック選択を!
【追記】アルカンターラの汚れの清掃を試みてみました。
なんとかアルカンターラの汚れを落とすことができないかと、清掃方法について模索しております。
関連記事:【検証】Surface Laptop(サーフェス ラップトップ) アルカンターラの汚れを落とせるか?(vs ミューズどこでもウェットクロス編)

関連記事:【検証】Surface Laptop(サーフェス ラップトップ) アルカンターラの汚れを落とせるか?(vs ウタマロ クリーナー編)

3-4.ディスプレイの画面比率「3:2」は使いやすい!
最近のPCのディスプレイは「4:3」や「16:9」が多いですが、Surface Laptop は「3:2」と縦長になっています。これ、何気に良い。
縦長といっても解像度は「2256 x 1504」と横幅も十分。ホームページ閲覧時に縦が長いと見やすいのです。
また、一般的なL判の写真の対比も「3:2」で、デジカメの撮影設定で「3:2」か「16:9」のサイズが選べることが多いと思うのですが、「3:2」画像がきれいに表示できます。
3-5.液晶ディスプレイのタッチパネルはいらないかなー。
そんな液晶ディスプレイですが、タッチパネル対応となっております。しかし、あんまりタッチしませんでした。だったら、もう割り切って、その分、安くして欲しい。
Surfaceペンも買ったのですが、画面がそんなに倒れませんので、正直使いづれぇ。書きづれぇ。タッチ前提で使いたい方は「Surface Pro」かな。無段階で倒れますので、ペンも使いやすいと思います。
こんなところかな!
4.Surface Laptop で活用した周辺機器について
Surface Laptop ですが、拡張端子はUSB3.0 が1つしかありません(映像端子としては Mini DisplayPort が1つあります)。
そのため、周辺機器も活用しながら運用をしておりました。ここでは、よく利用した周辺機器を御紹介致します。
4-1.TP-Link USB 3.0 HUB(ハブ) 3ポート + Giga 有線LANポート(有線LANアダプター)
※画像のノートPCは Surface Laptop ではございません。
私、有線LAN至上主義者のため、やっぱり有線LANケーブルを繋ぎたいワケです。そうすると、Surface Laptop にはUSB端子が1つしかないため、USBタイプの有線LANアダプターを繋いでしまうと・・・、ねぇ? 何も使えなくなります。
そのため、有線LANアダプターとUSB 3.0 × 3ポート が使えるものはないもんかと探したところ、コレがまぁ使いやすくって。
また、外出先では有線LANだけでOKという場面もあり、よりコンパクトなこちらも追加購入しました。
非常に利用頻度が高いアイテム。私と同じく有線LAN至上主義者の皆様、用途に合わせて、どちらかをお選び下さい!
4-2.Amazonベーシック Mini DisplayPort HDMI / DVI / VGA 変換アダプター
Surface Laptop には「Mini DisplayPort」が1つあり、映像出力時に利用致します。
しかし、他社でプレゼンなどを行う機会がある私として、やっぱり「VGA」と「HDMI」が使えないと困る場面が多々あり、コチラを購入しました。
このエントリー作成時ですが、約1,000円購入できます。これ1つでVGA、HDMI、DVIと変換が可能なため、とても便利です。
4-3.Amazonベーシック Mini DisplayPort – HDMI 変換ケーブル(0.9m)
Surface Laptop ですが、私は事務所で利用するときに、Macのクラムシェルモードのように外部ディスプレイへ繋いで利用しています。
このとき、ディスプレイ側の端子がHDMIで、Surface Laptop 側が Mini DisplayPort がありますので、変換ケーブルを購入しました。こちらも安かったので、Amazonベーシックブランドで買いました。
こちらが0.9m。
こちらが1.8m。
4-4.Transcend(トンランセンド) SDカードリーダー
Surface Laptop には SDカードスロット(リーダー)が無いため、USB3.0対応のSDカードリーダーを一緒に持ち歩いています。画像のように非常にコンパクト。
しかも、通常サイズのSDカードと micro SD カードが両方入るのは便利です。スマホやタブレット、アクションカメラなどで micro SDカード を使うことも増えていますからね。
価格はAmazonで1000円未満だったというのも購入のポイントでした。安さは正義です。
4-5.ASUS バスパワー対応ポータブルDVDドライブ(CD読み込み用)
Surface Laptopには光学式ドライブがありません。つまり、音楽CDを読み込ませることができません。最近は音楽もダウンロードしたりストリーミングしたりする時代ですけど、これまでたくさん購入してきたCDをPCへ取り込みたいという方には必須アイテムです。
バスパワーのため専用電源もなくUSBケーブルのみで接続できるのも良し。ASUSブランドなのに2,000円ちょいで購入できるというコスパの高さが好きです。
ASUS バスパワー対応外付けポータブルDVDドライブ M-disc対応/スリムタイプ/Win/Mac対応/書込みソフト付属/ホワイト SDRW-08D2S-U LITE/WHT
4-6.satechi ノートパソコン(ラップトップ)スタンド
上記の Amazonベーシック Mini DisplayPort – HDMI 変換ケーブル を使って、27型の液晶ディスプレイに接続しているのですが、安定させるためにラップトップスタンドを使っています。
ラップトップスタンドはデザインに定評のある satechi のもので、質感も良く高級感もあって、とても気に入っています。
Surface Laptop をクラムシェルモードっぽく使うための設定方法についてはコチラをご参照願います。
関連記事:【設定】Surface Laptop(サーフェス ラップトップ)をMacBookのクラムシェルモードっぽく外付けディスプレイに接続して使う方法。

4-7.Transcend(トランセンド) 耐衝撃ポータブルHDD 4TB
Surface Laptop 内蔵のストレージが SSD 256GB しかないため、補助用ストレージとして 外付けのHDDを利用しています。
据え置き型ではなくポータブルのため持ち歩くこともでき、耐衝撃モデルのため安心して利用できます。4TBという大容量ですがコンパクトで、バスパワー対応というのも使いやすい。改めて4TBの大容量HDDがこの価格で購入できることが信じられないアイテムです。
4-8.Logicool(ロジクール)MX2100sGR MX Master 2S
Surface Laptop はタッチパッドの反応も良く使いやすいのですが、上記の通りクラムシェルモードっぽく使っているためマウスが必須となります。ということで、ブロガーさんたちの中で評判の良い Logicool(ロジクール)MX2100sGR MX Master 2S を購入しました。
元々は LOGICOOL(ロジクール) Bluetoothマウス M557 を使っていました。コレも良いマウスだったのですが、Macや他のWindows PCなど複数のPCに対してシームレスにマウスを切り替えて使いたかったため、ロジクールのハイエンドモデルを購入しました。
切り替えの速さや安定感は大満足で、毎日使うものなので長期的に見ればコスパ良かったなと思っています。
4-9.Logicool(ロジクール)ワイヤレスキーボード CRAFT
マウス同様に、ノートPCを閉じて操作を行いますのでキーボードも必要となります。で、キーボードもやっぱりワイヤレスの方が便利。
マウスと一緒に購入した「Logicool(ロジクール)ワイヤレスキーボード CRAFT」を使っていますが、PC間での切り替えも速く、当たり前ですが入力もしやすいですね。
4-10.セキュリティソフト:Windows Defender(ウィンドウズ ディフェンダー)
セキュリティ対策ソフトについては、とりあえず Windows 10 標準セキュリティ対策ソフトのを使っています。信じてるぞ、マイクロソフト!
関連記事:Windows 10 標準セキュリティ対策ソフト「Windows Defender(ウィンドウズ ディフェンダー)」でスキャン設定を行う方法。

【2/11 追記】結局、カスペルスキーを買いました。
Microsoft Defender を使っていましたが、セキュリティとして不安になってきたので、老舗セキュリティ対策ソフトであるカスペルスキーを買いました。やっぱり有料ソフトの安心感はすごい。
関連記事:とりえあえずPCには「Microsoft Defender」を入れていたんだけど、セキュリティ対策が心配な出来事が多くて、念のため「カスペルスキー セキュリティ」を買った。

4-10.Surface Laptop USB Type-C(PD対応)充電ケーブル【8/15 追記】
2年も使っていると、バッテリー劣化が気になるようになってきました。外出先でも気軽に充電ができたらと思い、Surface 規格対応のUSB Type-C(PD)充電ケーブルを購入したのですが、モバイルバッテリーでも充電ができるようになり非常に便利です。
関連記事:【レビュー】Surface Laptop のバッテリーが劣化してきたため、USB Type-C(PD対応)端子で充電ができるケーブルを買った!

こんな感じ!
【まとめ】Surface Laptop を1年間利用してみた感想!
ちょっと気になる点が多めになってしまいましたが、ベースとなるところ(そもそもの基本スペックやバッテリー持ち、重量、耐久性など)が高いため、それを踏まえて読んで頂けますと幸いです。
次にPCを買うとしたら、やっぱり Surface Laptop シリーズを買うと思います。Surface ProやSurface Bookと比べると地味かもしれませんが、完成度は高いので安心して使えますよ!
現行品でも1つ前のモデルでも、どちらでもオススメです!
では!
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