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Surface Laptop を日々使い倒していると「外出先でも Surface Laptop をモバイルバッテリーで充電することができたらいいのに!」という場面が何度がありました。
搭載されているバッテリーの容量が小さいわけではありませんが、充電器の端子が「Surface Connect」ということもあり、気軽に充電しづらいというのが原因です。
今回は、この問題を解消するために色々と充電アイテムを模索する中で、非常に使い勝手が良いものを見つけたため「Surface をモバイルバッテリーで充電する方法」としてご紹介致します。
先に結論を書いておきます。
この記事の結論
45W対応の Surface シリーズを充電するときのおすすめモバイルバッテリーは「CIO SMARTCOBY Pro 30W」!
65W対応の Surface シリーズを充電するときのおすすめモバイルバッテリーは「CIO SMARTCOBY TRIO 65W 20000mAh」!
どちらもコンパクトで軽量なのに、とても高出力というモバイルバッテリー。
「自分の使っている Surface を充電するのには、この2機種のどちらのモバイルバッテリーがいいのか?」という点については本記事内で詳しく解説しています。
モバイルバッテリーの出力が低いと Surface シリーズを充電することができないため、まずは充電に必要となる出力要件を確認して下さい。
では、詳細をどうぞ!
モバイルバッテリーの必要な出力は?
まず最初に「Surfaceを充電するために必要となるモバイルバッテリーの出力」を把握する必要があります。
これはSurfaceシリーズによって異なりますのでご注意下さい。
超ざっくりですが、必要出力はこんな感じでした。
Surface Pro 3 / 4 | 36W |
Surface Pro 5 / 6 | 45W |
Surface Pro 7 / 8 / 9 / X | 65W |
Surface Laptop 1 / 2 | 45W |
Surface Laptop 3 / 4 / 5 | 65W |
Surface Laptop Go 1 / 2 / 3 | 40W |
Surface Laptop Studio | i5:65W i7:102W |
Surface Laptop Studio 2 | intel Iris:102W NVIDIA:120W |
Surface Go 1 / 2 / 3 | 24W |
Surface Book | 36W |
Surface Book 2 | 13inch:45W 15inch:102W |
Surface Book 3 | 13.5inch:102W 15inch:127W |
補足事項
Surface Book については「ディスプレイサイズ(13/15インチ)」や「GPU搭載/非搭載」などで必要となる充電器の出力が変わります。予めご注意願います。
で、上記の表の通り・・・、
- 45W以上で対応できるもの
- 65W以上が必要となるもの
- 100W以上が必要になるもの
・・・の3タイプに分類することができます。
このうち、USB単ポートで100W以上の出力が可能なモバイルバッテリーという商品は、まだ見たことがありません。
AC出力対応(コンセントが使える)モバイルバッテリーというものはあります。ただ、デカくて重いため「モバイル」とは言いづらく、今回は除外しました。
というワケで、今回は「45W以上」と「65W以上」のモバイルバッテリーに絞って記事をまとめています。
全部、新進気鋭の国内ガジェットブランド「CIO」で選定しました。
45W対応の Surface シリーズをモバイルバッテリーで充電する場合
まずは45W対応の Surface シリーズ をモバイルバッテリーで充電する場合について。
基本的に、
- モバイルバッテリー
- 充電ケーブル
- 充電器
の3つセットでご紹介します。
この45W対応の Surface シリーズは13機種ありました。
- SurfacePro3
- SurfacePro4
- SurfacePro5
- SurfacePro6
- SurfaceLaptop
- SurfaceLaptop2
- SurfaceLaptopGo
- SurfaceLaptopGo2
- SurfaceLaptopGo3
- SurfaceGo
- SurfaceGo2
- SurfaceGo3
- SurfaceBook
1.モバイルバッテリー:CIO SMARTCOBY Pro 30W
モバイルバッテリーは「CIO SMARTCOBY Pro 30W」をチョイス。
このモバイルバッテリーは発売直後から注文が殺到して品切れが続き、メルカリなどで高額転売されていたくらい人気のアイテムです。
商品詳細については、メーカーである株式会社CIOの公式YouTube動画をご覧下さい。
この CIO SMARTCOBY Pro 30W は30W出力のモバイルバッテリーになります。
対応出力(45W)に比べると出力がちょっと小さいですが、コンパクトさとの兼ね合いで CIO SMARTCOBY Pro 30W をおすすめします。
補足
詳細は後述しますが「大は小を兼ねる」ということで、65W対応のモバイルバッテリーでも45W対応機を充電することができます。
ただ、65W対応のモバイルバッテリーはサイズが大きくなるため「出力・バッテリー容量」と「コンパクトさ」のどちらを優先するかご検討下さい。
同じモバイルバッテリーでも、出力によってはこれくらいサイズが違います。
CIO SMARTCOBY Pro 30W の概要としては
- バッテリー容量10000mAh
- 30W出力
- パススルー充電に対応
- 軽量かつコンパクト
- LEDで残量確認が可能
というモバイルバッテリーです。
CIO SMARTCOBY Pro 30W の本体は手のひらサイズ。
重さは178gなので、一般的なスマホと同じくらいでしょうか。
このように、LEDのインジケータ搭載でバッテリー残量を1%単位で表示してくれます。
これは超便利。
私の場合は Surface 充電用として購入しましたが、スマホやタブレットも超高速充電できるということで非常におすすめなモバイルバッテリーです。
2.充電ケーブル:CIO Surface 充電器 ケーブル
ケーブルは「CIO Surface 充電器 ケーブル」。
片側が「Surface Connect」というSurface独自仕様に対応したコネクタと、
もう片側が、USB Type-C端子になっているという Surface シリーズ専用の充電ケーブルです。
この CIO Surface 充電器 ケーブル の長さは1.5m。
モバイルバッテリーと繋ぐにはちょっと長いですが、後述する充電アダプターを使うときは使いやすい長さとなります。
補足事項
この CIO Surface 充電器 ケーブル は、最大15V/3.25A 48.75Wの充電に対応しております。
それ以上の電力供給が必要な Surface シリーズへの充電も可能ですが、急速充電にはなりません。
【補足】USB-C端子を搭載している45W対応の Surface シリーズの場合
最近の Surface シリーズは充電にも対応したUSB-C端子を搭載しています。
USB-C端子を搭載している Surface シリーズの場合は、CIO Surface 充電器 ケーブル を使って Surface Connect で充電しなくても、USB-Cケーブルでも大丈夫です。
USB-Cケーブルについては、L字端子のケーブルが超便利!
一般的なUSB-Cケーブルですと、下記画像のようにパソコン側のUSB-C端子に挿し込みますが、
L字ケーブルであれば、このようにすっきり挿せます。
「CIO L字型 柔らかいシリコンケーブル」は絡みづらい素材のため重宝しています。
USB-C端子が搭載されており、45W対応の Surface シリーズは6機種ありました。
- SurfaceLaptopGo
- SurfaceLaptopGo2
- SurfaceLaptopGo3
- SurfaceGo
- SurfaceGo2
- SurfaceGo3
ただ、USB-C端子を充電で使ってしまうと、他のUSB-Cアクセサリーが使えなくなります。
CIO Surface 充電器 ケーブル で充電する方が利便性が高いと思います。
3.充電器:CIO NovaPort DUO PD 45W
充電器は「CIO NovaPort DUO PD 45W」。
Surface をモバイルバッテリーで充電するだけであれば、充電ケーブルとモバイルバッテリーがあればOKです。
しかし、
- モバイルバッテリー自体を早く充電できる急速充電アダプターがあると更に便利!
- 充電アダプターがあればコンセント充電もできるようになる!
という観点から、CIO NovaPort DUO PD 45W のような小型で高出力な充電器も一緒にご用意することをおすすめします。
この小ささで45W出力はすごい。
しかも2ポート対応・・・!
1ポート使用時は45W、2ポート同時使用時は20Wずつ充電することができます。
コンセントプラグは折りたたみタイプ。
更にコンパクトさが強調されますね。
【まとめ】45W対応の Surface シリーズをモバイルバッテリーで充電する場合
もう Surface ユーザーの皆さんは、この画像の充電端子部分のLEDライト点灯を見ただけでお分かり頂けると思います。
無事にモバイルバッテリー(CIO SMARTCOBY Pro 30W)で Surface Laptop を充電することができています。
ほぼバッテリー容量が無い状態でも、このモバイルバッテリー充電でメールの送受信やExcelのような表計算ソフトの軽い操作であれば40分くらい使用することができました。
モデルにもよりますが、Surface シリーズの本体バッテリー容量は45,000mWh前後と言われております。
この CIO SMARTCOBY Pro 30W のバッテリー容量(10000mAh)ではフル充電させることはできませんが、ちょっとした軽作業であれば繋ぎの電源として活用が可能そうです。
また、Surface 未使用時(電源OFF/スリープ状態)であれば、内部バッテリーを充電することができます。
ガジェットポーチに忍ばせておけば「充電がなくなりそう!」という緊急事態に活躍してくれること間違いなしです。
65W対応の Surface シリーズをモバイルバッテリーで充電する場合
続きまして、65W対応の Surface シリーズ をモバイルバッテリーで充電する場合について。
補足事項
前述の通り CIO Surface 充電器 ケーブル は、最大15V/3.25A 48.75W までの充電に対応しております。
65Wのモバイルバッテリーで高出力充電がしたい場合は、USB-C端子を搭載した Surface シリーズに限られます。
65W対応でUSB-C端子を搭載した Surface シリーズは13機種ありました。
- SurfacePro7
- SurfacePro8
- SurfacePro9
- SurfaceProX
- SurfaceLaptop3
- SurfaceLaptop4
- SurfaceLaptop5
- SurfaceLaptopGo
- SurfaceLaptopGo2
- SurfaceLaptopGo3
- SurfaceGo
- SurfaceGo2
- SurfaceGo3
1.モバイルバッテリー:CIO CIO SMARTCOBY TRIO 65W 20000mAh
モバイルバッテリーは「CIO SMARTCOBY TRIO 65W 20000mAh」をチョイス。
商品詳細については、メーカーである株式会社CIOの公式YouTube動画をご覧下さい。
CIO SMARTCOBY TRIO 65W 20000mAh の概要としては
- バッテリー容量20000mAh
- 3ポート搭載(USB-C×2、USB-A×1)
- 1ポート最大65W出力
- 3ポート最大(合計)95W出力
- パススルー充電に対応
- ドットLEDで残量確認が可能
というモバイルバッテリーです。
CIO SMARTCOBY TRIO 65W 20000mAh は、スマホ強くらいのサイズ感。
大きく感じるかもしれませんが、他社製の20000mAhモバイルバッテリーと比べると一回りくらい小さいです。
厚さは2.5cm程度。
重量は400g。
ずっしり感があります。
USB-C × 2、USB-A × 1、
合計3ポート搭載。
CIO SMARTCOBY TRIO 65W 20000mAh の上段部分にはドットLEDが搭載されており、バッテリー容量の残量を確認することができます。
普段は隠れていますが、
使用時は画像のようにドットLEDでパーセント表示をしてくれます。
2.充電ケーブル:CIO 柔らかいシリコンケーブル
ケーブルは「CIO 柔らかいシリコンケーブル」。
CIO 柔らかいシリコンケーブルは「絶対に絡まないケーブル」と呼び声高く、1回使うと他のケーブルが利用できなくなってしまうくらい使い勝手が良いものです。
こんなに利便性の高いケーブルですが、しっかり100Wまでの充電に対応しています。
パソコン側がL時だと、よりコンパクトに使うことができますね。
3.充電器:CIO NovaPort TRIO 65W
充電器は「CIO NovaPort TRIO 65W」。
CIO NovaPort TRIO 65W は 、名前もデザインも CIO NovaPort DUO PD 45W と非常に似ています。
- 3ポート搭載(USB-C×2、USB-A×1)
- 1ポート最大65W出力
と、更に高性能になった上位モデルに位置づけられる充電器です。
CIO NovaPort DUO PD 45W と比較すると、一回りくらい違います。
それでも CIO NovaPort TRIO 65W は、軽量・コンパクトな部類に入ると思います。
CIO NovaPort TRIO 65W は、USB-C × 2、USB-A × 1の合計3ポート搭載。
コンセントプラグは折りたたみタイプ。
繰り返しとなりますが、Surface をモバイルバッテリーで充電するだけであれば、充電ケーブルとモバイルバッテリーがあればOKです。
しかし、
- モバイルバッテリー自体を早く充電できる急速充電アダプターがあると更に便利!
- 充電アダプターがあればコンセント充電もできるようになる!
という観点から、小型で高出力な充電器も一緒にご用意することをおすすめします。
【補足】CIO SMARTCOBY TRIO 65W 20000mAh の充電について
CIO SMARTCOBY TRIO 65W 20000mAh は入力(モバイルバッテリーとしての充電)も65Wに対応しています。
CIO NovaPort TRIO 65W を使うことで、20000mAhという大容量でありながら最短1時間40分でフル充電をすることができます。
【まとめ】65W対応の Surface シリーズをモバイルバッテリーで充電する場合
CIO SMARTCOBY TRIO 65W 20000mAh は非常に高出力なため、Surface シリーズの45W対応モデルも65W対応モデルも、両方安定して充電することができます。
30Wモバイルバッテリー(CIO SMARTCOBY Pro 30W)はコンパクトさに優れていますが、65W対応モデルを充電するには出力が足りません。
サイズ感が違うため比較は難しいですが、「大は小を兼ねる」ということで CIO SMARTCOBY TRIO 65W 20000mAh を1つ持っていれば利便性は高いかも。
USB-C(Type-C)端子ポートで充電したい場合
最近のSurfaceには「USB-C(Type-C)ポート」が搭載されており、このポートでも充電することができます。
「SurfaceをUSB-Cで充電するときのおすすめ充電器」についてまとめたエントリーも作成しました。
こちらも是非ご覧下さい。
関連記事:【2024年版】SurfaceをUSB-Cで充電するときのオススメ充電器。
Surface 充電アイテム メリット・デメリット
今回紹介した Surface 充電アイテム について、メリット・デメリットをまとめました。
メリット
- モバイルバッテリーであれば、Surface以外のガジェットも充電することができる。
- 充電アダプターとの運用で更にコンパクトになる。
1.モバイルバッテリーであれば、Surface 以外のガジェットも充電することができる
この画像は Surface Laptop 純正の充電器(充電アダプター)です。
重さは217g。
これを CIO SMARTCOBY Pro 30W + CIO Surface 充電器ケーブル にすると、合計で212g。
ほぼ純正アダプターと同じサイズ感&重さになります。
モバイルバッテリーは、もちろんスマホなどのガジェット類の充電としても使うことができます。
普段からモバイルバッテリーを持ち歩く人であれば、この CIO SMARTCOBY Pro 30W に置き換えるだけで持ち運びが楽になるはずです。
2.充電アダプターとの運用で更にコンパクトになる
先程、Surface Laptop 純正の充電アダプターを見て頂きましたが、CIO Surface 充電器ケーブル と CIO NovaPort DUO PD充電器 45W の組み合わせがコチラの画像。
驚異の94g!!
小さくなり、軽くなり、しかも CIO NovaPort DUO PD充電器 45W には2ポート搭載されています。
スマホなど、別のガジェットも同時充電が可能です。
デメリット
特筆するべきデメリットは無いと思います。
無理矢理にでも挙げるとすれば「マイクロソフトの純正アイテムではない」くらいでしょうか?
個人的には、安心できるメーカーさんのアイテムを選んでいれば、概ね大丈夫ではないかと思っています。
マイクロソフト純正の Surface 充電器はどれを買えばいいのか?
サードパーティ製の充電器ではなく、マイクロソフト純正の Surface 充電器を使いたいという方もいらっしゃると思います。
ただ、マイクロソフト純正の Surface 充電器 も何種類かあり、どれを選んでいいのか分かりづらいと思いますので、おすすめの純正充電器についてまとめました。
こちらも是非ご確認下さい。
関連記事:Surface(サーフェス)シリーズの充電器はどれを買えばいいのか?
【まとめ】Surface モバイルバッテリー充電
このように、サードパーティの互換品ではありますがモバイルバッテリーでより手軽に充電することができるようになりました。
- Surfaceのバッテリーが劣化してきた
- 外出先で充電したいことが多々ある
- 純正品は高いので安心して使える互換品が欲しい
という方に非常におすすめです。
是非とも、緊急時の充電切れに備えておきましょう。
注意
繰り返しとなりますが、マイクロソフト純正品での対応ではなく、サードパーティの互換品による充電になります。お試しの際は自己責任でお願いします。
今回紹介したアイテム
Surface Laptop 関連記事
Surface Laptop については、いくつか関連記事を書いています。
合わせてご覧ください。
では!